Merci Doulas Japan

ドゥーラとはInformation

 認定ドゥーラとは、出産前後の母親と誕生した赤ちゃんとその家族を、家庭に赴いて支える、教育を受けた産後家事育児支援者です。欧米では、「ドゥーラ」と呼ばれています。

 オランダでは「クラムゾルフ」と呼ばれ、国家公務員です。出産時から産後8週間まで、必要に応じて助産師、看護師と一緒に役割分担をしながら産後母子の家庭訪問活動で支援します。「世界一しあわせな子どもはオランダの子どもである」と評価されている由縁です。

 日本では、1990年代終わり頃より正常分娩の入院期間は産後8日から5日に短縮されました。この短縮された3日間は、母体の心身回復が一段と進み、母乳分泌が安定し、新生児の生理的黄疸も消退して赤ちゃんも元気になります。ママは、おむつ交換や授乳の仕方、沐浴などの育児技術も上手になります。この【3日間】は、母親がエンパワーメントされ、「頑張れそうだわ!何とか育児もやっていけそうだわ!」と実感できるようになる大変重要な時期なのです。

この【失われた3日間】は、助産師と認定ドゥーラが訪問ケアで、「全ての産後ママに届けて」取り戻すことが求められています。

理念、目標

1.孤独な子育てをなくそう!

2.日本中の全ての産後家庭に認定ドゥーラを届けましょう。

3.出産後の母と子どもにとって、いのちの始まりからの安心で安全な環境を、社会システムとして創り出しましょう。

4.出産の真に切れ目のない産後ケアとは、出産施設から退院したら直ぐに届く支援体制があることです。

5.少子社会から脱却する大切で重要な対策のひとつに、出産したママ達の「出産に対する満足感、達成感」が自覚できるシステムがあり、実践ケアの提供があることです。産後母子、産後家庭への社会保障・福祉政策が決め手です。

6.いのちを授かった全ての子どもたちに、しあわせな人生の始まりを届ける人材として、ドゥーラや助産師の活動は必要です。

7.嬰児殺し、幼い赤ちゃんへの小児虐待は、もう終わりにしましょう!

児童相談所に一時保護される赤ちゃんや乳幼児がなくなるように、産後の健康的な母子関係を築いていけるように、産後ドゥーラの活躍が必要です。


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